今年も高校1年〈研修会〉が、青天白日のもとでスタートを切りました。
この時期としては記録的な真夏日のなか、その舞台となる海抜700mの国立中央青少年交流の家は、新たに仲間入りしたばかりの久我山健児たちを、終日秀峰富士とともに、とってもホットに迎え入れてくれました。
今年で59年目となる伝統の「研修会」。
その施設内のいたるところに植えられた歴代の卒業生たちの銀杏や花梨、山法師などの記念樹が見守る中、内容の濃い3泊4日の研修が始まりました。
なお、男子部では数年前から「原点回帰」をテーマに、より自己の啓発に努めることに。
その反映として「富士山(二ツ塚)強歩30km超」や、徹底した体育活動(集団行動)に加え、夜の研修においては、故佐々木周二名誉校長の随想録『私学の歳月』にふれながら、私学久我山の精神性にふれる機会をもつことに徹しています。
「研修会は…
①礼儀・自律心
②協調・友情
③一生懸命・向上心
それもこれも、自分自身の気持ち次第です」
さらに、ロンドン大学のワイズマン博士の
『運のいいひとの3条件』について…
①チャンスを最大限活用する努力
②常に好奇心を持つ
③失敗から学ぶ
(男子部長:大瀬先生 講話より)
こうした目標に向けて、まずは一人一人が次第に意識を高め、クラスから学年にいたるまでが一丸となって本気度がぐんぐん上がって行く様子がみてとれました。
これには、グランドの芝の間にいた愛らしいアオガエルもびっくりして一緒になってピョンピョンと駆け足行進に参加していました。w