・・・花に嵐の譬えもあるぞ・・・ (井伏鱒二)
この名訳は、次に「サヨナラだけが人生だ」とつづくのですが、
あえて今日の天候に充てて解釈するなら・・・
「いかなる出会いもいつかは別れなければならない宿命を負っている。それはじわりじわりとゆっくりやってくることもあれば、にわかに吹きくる嵐の前に散りゆく花びらのようであることも。ならば、今この時出会えたことに感謝しつつ、これからの一時、一瞬を大切に過ごしていきたい。」
本日の入学式は、おりからの激しい雨と横殴りに吹き付ける強い風に悩まされるあいにくの天候の中で行われました。
それでも、大切な新生活の第一歩を踏み出さんとする新入生の表情は例年以上にかえって前向きなものに感じられたのはわたくしだけでしょうか。
中学302名
高校440名
雨にも風にも負けずたくましく歩み始めた新入生のみなさん!
あらためて・・・、
ご入学おめでとうございます。